Chromebookの可能性を見た話
どうも、大学にいた頃はオペレーティングシステムの研究室にいたばりっぴです。
ボーナスが入ったので気まぐれでChromebookを買ってみました。モリモリボーナスが消えていきます。
買ったのはHPのHP Chromebook x360 14bっていう型番のやつ。Amazon専売のCeleronモデルでも良かったんですけど、なんとなく色気を出してPentium SilverとかいうCPUのものを買いました。もう2万円足すとCore i3になるらしいです。そこまで出す物でもないかなと思った。
ホントの昔、CromeOSってのが出たての頃に、オープンソース版のChromiumOSを入れて使ってみたことがあったのですが、その頃は「どうせお前らパソコン持っててもWebとメールだけしかしないし、それができりゃいいだろ」みたいなコンセプトと実装がなじまなくて即Windowsに戻した経験があったのですが、最近のChromeOSは「Google Playストアのアプリが動かせる」というのを聞きまして、それならば今Androidのエコシステムに乗っかっている自分には利益があるだろうと思いまして買った次第です。
また、買ってから知った機能として「バーチャルマシン(VM)上でLinuxが動く」という物があるのですが、ChromeOS最初からカーネルはLinuxなんですけど、コンセプトというか想定する利用者層が開発者ではなくて開発をしない単なるPCユーザー(アプリケーションが使えれば良い)人たちで、ChromeOSそのものにもGoogle Playストアにもアプリケーションを開発する環境がないのです。IDEしかりコンパイラしかり。
入れちゃったあとの画像でなんですが、
こんなん。neofetchすると
こんなんです。Debianが入るようです。
そもそもの話としてChromeOSってUbuntuからフォークされて開発されていたOSだったのですけど、Wikipediaを見てたらいつの間にかGentoo Linuxからフォークして開発されていました。
で、肝心な使用感ですけど、最近ほとんどのサービスってWebで利用できるようになってて「ああ、これはGoogleに先見の明があったのだな」と思いました。今MS OfficeアプリでさえWebで無料で使える時代ですからね。というかGoogleが率先してWebサービスを作り、いろいろWebでできたら便利じゃないか!という風潮を作り、現在があるという感じですかね。
そしてGoogle Playストアのアプリも動かしてみました。
対応してないGPUなのでジャギがすごいですね。でも、
これすごくないですか?基本的には保証対象外のOSなんで動けば面白いなーくらいにしか思ってなかったんですが、ミリシタの対応する端末リストがあまりに多種多様なのかなと。
また、Google PlayストアのMS Officeも普通に使えました。MS365に入ってるせいか特になにも言われず起動しました。MSアカウントにログインする必要はありますが。私の場合その前にOnedriveとOnenoteを入れてしまっていたのでログイン画面すら出ずに私のアカウントでOnedrive上にある私のMS Officeで作ったコンテンツが出てきました。
まあ、そんなん払うのはイヤだ!って人もGoogleスプレッドシートとかが使えますのでオフィスアプリで困ることはないかと。
是非ですね、皆さんにも体験していただきたいのです。ChromeOSの便利さっていうものを。
日本でも会社のPCがWindows7のサポート終わったから10じゃなくてChromeOSのマシンにしたよって言う大企業もわりかしあって、さらに電算システムという会社が企業のChromeOS導入のサポートをしてくれるらしいです(Wikipedia調べ)。
どうでしょうか。以上ばりっぴでした。