「自由」とはなんなのかー

最近は「自由」という言葉を履き違えてる人が多いんじゃないかと思うのです。



好き勝手やったあげく人に迷惑をかけて問いただせば「俺の自由だろっ!」みたいな。まあ実際そういう人間に会ったという訳でないんですが、たまーに聞く話です。



好き勝手やるってのは「傍若無人」なのであって「自由」という事ではないのですよ。



誰もが傍若無人、自分勝手だと世の中が回らなくなるので「マナー」があったり「ルール」ってのがあったりもっと強制力を持った「法律、条約の類」ってのがあるのです。



それならなんでもかんでも「これをやっちゃだめ、あれをやっちゃだめ」という風に決めたらいいと考える人もいるのでしょうが、それはそれで、誰も同じ事をして誰も何も考えなくなるのでそれはそれでいろいろ成り立たなくなるのです。



結局のところマナー、ルールってのは無くせないんですけど、それらがある中にも多少の余裕があるってのが「自由」ってのじゃないでしょうかね。



「これができる、あれもできる、じゃあ俺はどれをすればいいのだ?」というそんな選択ができる。当人はその中から最大公約数の人間が幸せになれる選択をすればいい。それは「思いやり」という言葉にも置き換えられるかもしれない。



みんながこうできたら世の中はもっといいものになるんじゃないだろうか。



他の人が判断を間違えそうになったら助言もできる、選択肢を見出せない人には教えてあげることもできる。逆に自分がどうしようもなくなったらアドバイスを受ける事もできる。そんな判断ができる。今の世の中ってみんな余裕無くてこういう事って少なくなってるんじゃないかと。



・・・あんまり難しい事考えるもんじゃないな。文章めちゃくちゃだしサルトルと言ってる事あんまり変わらないような気もするし。歴史見ると一旦奪われた自由って取り返すのはなかなか難しいのです。もっと「自由」という言葉の持つ奥深さって考えて欲しいですね。それは俺も含めて、だけど。