JVCのスタジオモニターヘッドホン、HA-MX10が生産完了となったという情報を得て慌てて買いました。
スタジオモニターヘッドホンというと今のソニーミュージックスタジオとソニーが共同開発をして今では日本のスタジオのデファクトスタンダードとなっているMDR-CD900STが有名ですが、こちらのHA-MX10はJVCとビクタースタジオが共同開発を行ったものです。
ファーストインプレッションとしては900STより聴きやすいということです。あまりにもモニタライクだととげとげしさがあるものなのですが、これは若干まろやかにしてます。本当に若干。ということでリスニング用途にも使えるものになっています。
モニターで密閉型ということで音場は狭いです。ですがその硬質なサウンドはかっちりした音が好きならばハマる事間違いなしです。ビクターらしく演歌、歌謡曲は得意なジャンルなようです。が、ほかのジャンルでダメかというと全然そんな事はなくて、どのジャンルも聴かせます。
15000円弱のヘッドホンというとヘッドホンを使わない人には高すぎるし、ヘビーなユーザーには安すぎる値段なのですが、昨今の電車通勤人はスマホやDAP(Digital Audio Player)で音楽聴くためにそこそこの値段のイヤホンを買いますし、敷居は下がってると思います。
是非ビクター渾身の一本を聴いてみてください。「値段以上だ」と思いますから。

JVC HA-MX10-B 密閉型ヘッドホン スタジオモニター ブラック
- 出版社/メーカー: JVCケンウッド
- 発売日: 2011/02/10
- メディア: エレクトロニクス
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