いかにして私は就労支援施設通所1年で20kg以上痩せたかという話

 ホントだよ!
 ということで書いていこうと思う。

 まずは食事。20年くらい前流行ったboocsダイエットの1食満足するまで食べるよりは、3食バランスよく適量食べた方がいいという事実。施設スタッフより野菜を摂れとうるさく言われたので昼にサラダと<a target:”_blank” href=”https://amzn.to/2t5HVGb">野菜ジュースを飲むようにした。
 そして運動。まず通所で往復合計徒歩40分なのを+15分歩くようにしてから大きく落ち始めた。1ヶ月で3kgくらい減った月もあった。
 最後に睡眠の質。「<a target:”_blank” href=”https://amzn.to/2JWMkkY">スタンフォード式最高の睡眠」に「睡眠の質がいい人はBMI値が正常範囲にある事が多い」というような要旨のことを書いていたが、実際に睡眠の質が上がってから(睡眠薬で無理矢理だけど)食事が適量で済むようになった。
 通所する前や、し始めの頃は昼に菓子パン3個食べたり、夜食を食べたり1日1食だからとピザ屋のLピザを1枚まるまる1食で食べるなどしてたけれども現在はそれが無い。朝にトースト1枚とスクランブルエッグとハッシュポテト、昼に野菜ジュースとサラダとブランパン1個、夕に弁当1個、サラダという感じで満足する体になった。
 まあ、私の場合115kg→89kgなのでもともと落ちしろはあったので万人が1年これを続けると10kgやら20kg痩せるとは断言できないが、睡眠の質が上がった時に食事量がかなり減って行ったのは事実。
 徒歩の+15分は仕事や通学の行きや帰りに地下鉄や山手線1駅歩くくらいで達成するのでオススメしたい。すでに普通に通勤通学して1万歩近く歩いているのならばそのくらいで十分だ。スマホに万歩計機能が付いている事が多いので「私どのくらい歩いているのか分からない」という方はいつも身近に付けているスマホの万歩計を参照してみて欲しい。きっと律儀に記録していてくれていると思う。
 一方で「どうしてもドカ食いや夜食を食べてしまう」という方には睡眠の質を上げる事をオススメしたい。上記の書籍でもいいが、他にも睡眠の質に関する良著はあるので各々方で自分に合っていそうな睡眠メソッドを取り入れて欲しい。「完全に不眠症だ」という方は内科等で睡眠導入剤を処方してもらうのも手。「寝付きが悪い」、「中途覚醒する」、「早朝覚醒する」で処方される薬が変わるので自分でどういった不眠なのか医師にきちんと伝える事が大切だ。依存が心配ならば抗ヒスタミン剤の副作用を逆手に取る(ドリエル等の睡眠改善薬の正体は抗ヒスタミン剤だ)といった事も可能だ。処方薬の抗ヒスタミン剤ならば薬価も安く手に入る。例えばピレチアならば薬価点数は5.6だ。3割負担になると1日寝る前1錠処方で1ヶ月500円強だ。初診、再診料、処方箋料などもあるがそれでも1ヶ月2000円かからない。昔有名になったハルシオンもこの程度の薬価だ。あれこれとダイエットサプリを買うよりは効率よく痩せ、また日中も活動的になれるのならば安い出費だと思う。
 以上、健康的に痩せるには「食事の量、バランス」、「運動」、「睡眠の質」が大事という事を書いた。「当たり前のことじゃないか!」と思われるかもしれないが、これをしんどくても3ヶ月は続けてみて欲しい。当然休日はきちんと休んで。取り組みやすいのは「睡眠の質の改善」だと思う。睡眠の質が上がるだけで食事の量は減る。そこに+15分の徒歩を取り入れて欲しい。体重という数値で表れると人は(おそらく)楽しくなり続けようと思うようになる。「1ヶ月で3kg減った!もうこれでいい!」と辞めてしまったらまた元の体重に戻る。続ける事が重要だ。世の中には様々なダイエット法があるが、やはり一番いいのはこの3点を続ける事である。
 一番つらいであろう+15分の徒歩には「景色を楽しむ(マインドフルネスウォーキング)」、「途中休憩を入れる」といった要素を取り入れるといい。私の場合は途中でコーヒー休憩を入れるようにしている。減った食事量のカロリーを考えるとコーヒーに入れる砂糖の一本やシロップ1個くらいは誤差みたいなものだ。
 長くなったが以上でおしまい。