Ubuntu Server実践バイブルを読んだ

 6月9日に買って、ようやく読み終わりました。ちまちま読んでたというのもあるのですが。

 これからUbuntu Server使ってサーバー立てて管理しようかなーという人向けの本ですが、今すでにサーバー立ててる人でも有用な情報が盛り沢山でした。また「サーバー管理者はかくあるべき」という話もあります。内容は非常に実践的で「管理の暗黙の了解」みたいなものまで事細かに書いてあります。「インストール後最初に”apt-get install”するのはetckeeperだ」みたいな。

 Ubuntuコミュニティーにいる人が書いたので対象がUbuntu Serverですが、先ほど書いた「管理者はかくあるべき」とか「管理の暗黙の了解」みたいのは他のOSを使ってる人にも十分適用出来ると思います。

 3200+tax円と決して安い本ではありませんが、これは買ってよかった本だと思います。ただ、本当の管理者初心者向けに書いてあるので解説してるサービスはSSH、Proxy、HTTP、NFSと立てるのがやや簡単な部類のものしかありません。「メールサーバー立てたい!」と思っているならまた違う情報を見つけてこなければなりません。しかし付録として情報リソースが書いてあるのでそこ読んだり、ググったりすれば解決する話ではあります。情報収集も管理者の重要な業務でもありますから。

 初級、中級には大変有用な本だと思います。ぜひ下のリンクからお買い上げを。よろしくお願いします。

Ubuntu Server 実践バイブル 現場で即運用に役立つサービス設定のノウハウ

ファイル転送ならベリファイを行ったほうがいい

 FLACファイルは内部にCRCコードを保持していてCRCの値が違うと例えばfoobar2000だと他ファイル形式にエンコードしてくれません。

 他のファイル変換ソフト(例えばxrecord II)ではやってくれる場合もありますが、CRCコードが違うということはロスレスではなくなってしまいます。ファイル転送をしすぎた弊害ですね。

 マスターとなるFLACファイルが壊れているということは再エンコードが非情に信頼性の低いものになってしまいます。

 そういうことを防ぐためにはファイル転送はベリファイを行ったほうがいいです。FastCopyなら対応しているので是非機能をONにして転送したいものです。私は怠ったのでFLACファイルがひどい状況に。起こる確率は非常に低いのですがあると嫌な気分になります。転送速度が犠牲になるのはちょっともどかしいところがあるのですが、ファイルが壊れないというのは非常に利点です。

 壊したくないファイルは是非ベリファイをONにして転送してください。精神的にも余裕が生まれます。是非。

Linuxマシンに中古PCを使う良し悪し

 Linux関係では「余ったPCに入れる」というのが少なからず書かれているのですが、個人的にはNTT-Xストアにあるような新品のサーバー機に入れるのが良いのではと思っています。

 その言葉に乗せられて3年落ちのマシンに入れたことがあるのですがしょっちゅうフリーズに悩まされました。

 中古ということでLinux的にも枯れてて問題なく入るのですが中古PCだといろいろガタがきているのです。それがフリーズする原因。

 耐え切れなくなってNTT-Xストアで売っていたhpのML110 G7を買ってそれに今入れてるのですがまったく落ちない。順調に動いております。

 まあ個人的には型落ちマシンに入れてみて使えるようであればそれに越したことはないのですが、フリーズするなら安鯖をかって安定運用した方がいいと思います。初期ストレージとして250GBクラスのHDDがついてるので軽いファイルサーバーやらWebサーバーなどにいいと思います。ML110 G7なら空きHDDスロットが3つあるのでそれにHDDを載せてRAIDというのも良いかと思います。今は空きスロットの3台3TB HDDを載せて怖いもんなしのRAID0運用してます。ファイル転送速度も早くていいです。HDD1台壊れるとすべてのデータをロストしてしまいますが…。万全を期すなら2台入れてRAID1運用ですがリビルド中にもう一個が壊れるという懸念もあります。

 本格的に使うなら新しいマシン、サーバーを用意しといたほうがいいです。1万円ちょっとで買えます(OSなし構成の場合)し。

ビクターHA-FXD70をエージングしてみて

 イヤホンにホワイトノイズ流して3日くらいエージングしたんですが、結構変わりました。

 買った当初は高音域がとげとげしい、刺さってくるような印象があったのですが、それが結構マイルドになってきました。ユニットがなじんできたのかな。

 「高音域が出なくなった」というわけではなく、必要量は出てます。バランスが整ってきたという感じです。

 断然聴きやすくなりましたね。いい感じです。

 ということで安いモデルでもエージングの効果は出ます。「耳のほうが慣れた」という表現もできるわけですが、それはそれで耳のエージングができたということでもあります。ただ、四六時中それで音楽聴いてるわけではないのでやっぱり機器の方がエージングされてこなれたと言うほうが正しいと言えると思います。

 エージングもオーディオテストCDのバーンイン(Burn in)トラックとか専用のものではなく、WaveGeneみたいなテスト信号発生ソフトのホワイトノイズ生成機能を使えばOKです。Let'sエージング。

ビクターHA-FXD70を買った

 以前寝ホンにしてたHP-FX500が断線して仕方なくalneoに付いてきたイヤホンを使ってたのですが、やっぱり音が悪い。まあ、聴いてれば慣れてくるんですけど、それにしてもひどいありさま。高音は出ない、低音もスカスカ。

 我慢ならんということでHA-FXD70を買いました。最初は安いのでいいやと思ってHA-FXD60を買おうと思ってたんですけど、この2つヨドバシで価格差が800円しかない。なら上の方でいいやということで70に落ち着きました。

 前エントリーで「5000円イヤホンで音が良くなる」と書きましたがこのクラスでもまさにその通りでいい音で鳴ります。カナル型なので遮音性もいいです。

 イヤホンはビクターが面白いことをするのでいつも買ってしまいます。振動板に木を使ったりとかイヤホンの中に管通してみたりとか耳に入ってしまうドライバー使ったり、それを2個付けてウーファーとツイーターに分けてみたりとか。全部持ってるわけではありませんが、欲しいのはまだあります。ユニークさではビクターが一歩先を行ってます。

 聴いてみて、やはり耳の穴に入ったドライバーからは高音がよく届きます。女性ボーカルなんかにいいんじゃないでしょうか。低音も必要十分。この小さいドライバーでよく低音出せるなぁと感心します。

 欠点としてはコードが長すぎること。1.2mあります。胸ポケットに入れたデジタルオーディオプレーヤーにつけるには遊びが多すぎます。

 ただ、付属品が充実してて、S、M、Lのイヤーピース、収納袋、コード巻き取りできるやつ、あとはタッチノイズを防ぐクリップが付いてきます。コードが長い欠点を補うコードまきとるやつはいいと思います。ズボンのポケットに入れるにはこのくらいの長さがちょうどいいんですけどね。あと俺の用途が寝ホンなので寝返りがうてる長いのがいいです。安心感が違います。

 なんかビクター推しすぎですがそれだけ面白い製品が多いのです。コストパフォーマンスにも優れている。いかがでしょうか?

プチ・オーディオのすすめ

 大都市圏では電車通勤が多いためiPodをはじめとするデジタルオーディオプレーヤーやスマフォで音楽聴きながら通勤という人も多いと思います。

 そして、プレーヤーに付いてきたイヤホンとかのままで聴いている人もまた多いと思います。

 それではもったいない!

 確かにiPodやウォークマンはそれなりのイヤホンを標準で添付してるのですが、その他のプレーヤーは「音が出ればいい」という程度のイヤホンしか添付されません。高音が出ないとか低音が出ないとか。

 そこでオススメしたいのが「実売5000円程度のイヤホン」です。たったこれだけで音質の向上が見込まれます。

 KENWOODのプレーヤーを使ってた友人は標準添付のイヤホンで聴いていて、もったいないなぁと思ってイヤホンを貸してみたところ激烈に感動していました。その足でヨドバシアキバに行ってイヤホン買わせました。ビクターのHP-FXC50だったかな。もうディスコンですが後継機が売っています。HA-FXD60ですね。コストパフォーマンスいいと思います。

 あとはゼンハイザーのCX280。私は前機種を寝ホンとして使ってました。これもコストパフォーマンスがいいです。

 ソニーで行くならバランスドアーマチュアのXBA-10。ボーカルをもっとよく聴きたいという人にオススメです。ダイナミックならMDR-EX310SL。力強い音が魅力です。「俺はズンドコした低音が聞きてぇ」という人はMDR-XB30EX。本当にズンドコしてます。

 その他のメーカーでも実売5000円台というのはボリュームゾーンのようで、個性豊かなモデルが多数あります。ヨドバシなんかでは試聴もできるのでいろいろ聴いてみると面白いと思います。

 では良い音楽生活を!

ID3タグのUTF-8化にあのソフトが対応していた

 昔の記事で「ID3Uni」が良いと書きましたが、かつて常用していたあのソフトがID3タグのUTF-8化できるのを教えてもらった。

 それは「STEP」です。チェックボックスが付いているファイルの列をドラッグでダーっと選択してメニューの「変換」→「ID3 2のバージョン/文字コードの変換」→出てきたダイアログで「バージョン」を「v2.4」、「文字エンコード」を「UTF-8」にして「はい」ボタンを押下、順次変換され、終わったら「タグ情報の更新」をします。これでおしまい。

 Windows7なのにメモリが3GBと貧弱なせいもあるのか大量のファイルをドロップすると落ちますけど一気に変換できるのは良い。みなさんも是非お試しを。

日立マクセルのサウンドボードMXSP-SB2000を買ったよ!

 退職金で買った新しいTV(レグザ32H8000)になってからはどうも音が薄っぺらくてあまり見る気になれませんでした。PS3から音楽再生してもどうしても低音が弱い。ぼわぼわする。そんな感じでTVもほとんど見なくなったしゲームもしないようになってしまいました。

 たまたま日立マクセルの広報のツイートでサウンドボードMXSP-SB2000がドイツ(だったかな)のオーディオ誌でほぼ最高の評価を得ましたと見て、どんなもんだろうと見に行ったら結構安い。アマゾンで13k円ちょい。スタパ齋藤さんの記事の後押しもあって買ってしまいました。

 で、今日の14時ころ着いてセットアップして今までTV見てました。

 セットアップは簡単。ARC対応の最近のTVならHDMIケーブル一本とACアダプタをつなぐだけ。そうじゃなくてもTOSLINKかRCAかステレオミニで一本です。私はTOSLINKにしました。このパッケージにはHDMIケーブル、RCAケーブル、ステレオミニプラグケーブルは付いてくるのにTOSLINKだけ付いてこない。ので別途購入です。デジタル入力が48kHzまでしか対応してないので安いケーブル書いました。

 で、つなげてTVの下にセット。TVをよっと持ち上げてその下に滑り込ませる。位置が決まったらTVをそっと乗せる。これでセットアップ完了。ものの5分もかかりません。

 そしてTVの電源をONにしてサウンドボードの音だけにするとなかなかいい。低音バンザイ!

 で、野球中継見てましたがSRSをONにすると臨場感が違う。久々に「TVを見た」って感じがしました。普段見ない野球なのに最後まで見たからなぁ。PS3から音楽再生しても低音が生きてる。低音が出るだけで印象はガラリと変わります。TVに録画していた番組もイキイキしてる。今まで損してたんだなぁと。

 今日からおあつらえ向きにジロ・デ・イタリアが始まります。この環境で見るのがすごく楽しみです。買ってよかった。

Ubuntuのパッケージにsamba4があったよ!

 ということでサーバーとネットブックにインストール。

 あんま上手く動いている印象はありません…。nmbdが調子悪い感じ。まあ、バージョン見たら4.0.0だったし。これからバグフィックスされていくのでしょう。こっちの設定の問題かもしれませんが…。

サーバーをUbuntu13.04にした(ついでにネットブックをLubuntu13.04に)

 Ubuntuの新しいのが出たということで早速入れてみました。

 まずは仮想マシンでのリハーサル。仮想マシンに12.10を入れてアップデートマネージャーから無事13.04にできることを確認。

 そして実機で。上手く行ったと言いたいところなのですが、アップデートマネージャーがフリーズ。つくづくアップデート運が無い私です。FreeNASもアップデートで壊したしなぁ。Ubuntuも(バックアップがあったからいいものの)RAID0ディスクのデータを全ロストするという悲劇に見舞われています。

 まずは再起動。再度アップデートマネージャーを立ち上げると「部分的にアップデート」とか出てきてそれをやってみました。確認のメッセージが英語で出てきたのでめんどくさそうになりそうなのを覚悟しながらOKボタンを。そこからはスルスルとアップデート完了。

 再起動するとそこは日本語環境!よかった…。無事に13.04になりました。

 ネットブックはトラブルもなく簡単に13.04になりました。あんまり面白いことが無くてすいません。

 手順などはhttps://wiki.ubuntu.com/RaringRingtail/ReleaseNotes/Jaを参考にどうぞ。sambaは4.0じゃないのね。ちょっと期待してたんだけど…。多分次のリリースではVer4系統なのでしょう。LibreOfficeはVer4になってるんだけどねぇ。まあサーバーアプリとクライアントアプリじゃ採用基準も違うのでしょう。サーバーアプリは実績が求められますからね。

 しっかしリハーサルしてもこれじゃ何のためのリハーサルなのか分からん(笑。